推奨する工法
環境浄化技術協会は、適正で安全確実な除去処理技術の普及を目指し、次の工法を推奨しています。
環境浄化技術協会が推進する煙突石綿除去技術
代表会員㈱アイ・エヌ・ジーはウォータージェット(超高圧)による煙突石綿除去工事で数多くの施工実績を持っており、1つは集合住宅の浴室や学校教室暖房等の排熱管に使用されている煙突石綿セメント円筒管除去技術、2つ目は病院、商業施設等の大型施設ボイラーの煙突内部に使用されている煙突石綿断熱材等の除去技術です。この2つの除去技術は建設大臣認定機関である(財)日本建築センター「建築技術調査委員会」において、それぞれの除去技術、アスベスト粉塵の飛散防止、関係法令の遵守、事故防止の確保などを審査、建築技術審査証明書を取得しました。
W・J・ビベリアン除去工法
W・J・B除去工法
ウォータージェット【超高圧水の吐出圧力2トン/1c㎡以上(245MPa)、噴射ノズルの径(0.13~1.95mm)施工速度】を調整する事で、斫り、剥離洗浄、除染が自在に出来る工法です。
- 無振動打撃音がなく、煙突や建物躯体にダメージ(共鳴振動)を与えません。
- 振動が無く騒音が極端に低減します。
- 超高圧水による湿潤化除去によりアスベスト粉塵の飛散が無くなります。
- ニューカポスタックのライナーや厚み20mm以上の硬質石綿セメント円筒管も2トン/1㎤を超える超高圧水で除去します。
- 集合住宅や学校などの煙突石綿セメント円筒管は石綿管周囲のコンクリート躯体の骨材の一部まで含めて除去します。
- 煙突内部のコンクリートの継ぎ目等に食い込んだアスベスト繊維も超高圧水で除去します。
- 施工作業は全天候型で、連続して作業が可能なため工期を短縮できます。
- 施工前、施工ごの煙突内部の確認はビデオ撮影で確認、記録します。
- 上部の直径がφ1000mm以下の石綿断熱材除去は、飛散防止養生箱を使用し工期を短縮します。
- ダイオキシン類の除染工事が必要な場合、先行して除染を行いその後除去、解体を行います。
Eco-NAT工法
既存の建築物に施工された吹付けアスベスト及びアスベスト含有吹付けロックウールを、アスベスト粉じんの飛散防止に十分配慮し、かつ関連法令等に則って安全に除去する技術です。特徴は、除去工事箇所の事前調査から始まり、除去工程、更に除去したアスベストの処理及び廃棄まで、全ての工程において法令に準じた安全な工法であることです。
- 除去工事に際し、作業区域に隣接する部分、及び集じん・排気装置排気口における空気1リットル中の繊維状粒子(アスベスト繊維を含む)の本数がおよそ10本以下であることから、汚染を抑制することができるものと確認されました。
- 除去工事終了後に、作業場所における空気1リットル中の繊維状粒子(アスベスト繊維を含む)の本数がおよそ10本以下であることから、建築物利用者の安全を確保することができるものと確認されました。
- 除去工事中の作業者は、関連法令等に則って作業を行う等のほか、施工中に発生のおそれがある事故を想定して、その対策を講じていることから、安全を確保することができるものと確認されました。
超高圧関東工法
剥離ロボットによる船舶外板ライニング除去
設定:ポンプ圧力270Mpa 吐出量30L/min
本工法の特徴
船舶、タンク等比較的大型物件での採用が多く、現在問題になっている鉛含有塗料の剥離工事では、飛散が殆ど無い為大変有効な方法であると注目されています。また従来工法のサンドブラスト工法のように躯体を削ることがないので減肉の心配もありません。そして一番の特徴として産廃処理量の低減があります。従来使用したサンドは、処理場にて埋め立て処理を行いますが、処理費用は処理場の減少等にもより年々増加傾向にあり不法投棄が問題になっています。ウォータージェット工法は噴射水の再利用も可能で環境にやさしい工法と云えます。
設定:ポンプ圧力270Mpa 吐出量30L/min
本工法の特徴
船舶、タンク等比較的大型物件での採用が多く、現在問題になっている鉛含有塗料の剥離工事では、飛散が殆ど無い為大変有効な方法であると注目されています。また従来工法のサンドブラスト工法のように躯体を削ることがないので減肉の心配もありません。そして一番の特徴として産廃処理量の低減があります。従来使用したサンドは、処理場にて埋め立て処理を行いますが、処理費用は処理場の減少等にもより年々増加傾向にあり不法投棄が問題になっています。ウォータージェット工法は噴射水の再利用も可能で環境にやさしい工法と云えます。