私たちは建造物の解体に伴うアスベストの除去の作業の中から、アスベストの危険性や飛散防止の重要性を学んできました。
高度経済成長期に建設された建造物は解体期を迎えつつあり、アスベストを含有する建造物がこれから何年にもわたり住民の生活がある地域で解体処理されていこうとしています。
しかし、現状では必ずしも適正とはいえない方法でアスベスト除去が行われている現実もあります。
私たちは、第一に、アスベスト飛散の危険性を発注者、施工音、周辺住民を問わず警鐘を鳴らしていきたいと考えています。
また、第二に、私たちが培ってきた特許を含めて、作業者と環境を守る技術を広く世に広めていきたいと考えています。
そして、第三に、アスベスト除去の適正な技術に熟達した業者のネットワークを構築し世の中の需要に応えていきたいと考えています。
さらには、アスベストにとどまらず、ダイオキシンその他の有害物質についても守備範囲を広げられるように協会の力をつけていきたいと考えています。